プロジェクト構想プログラムー「光の蘇生」プロジェクトを構想する

【プロジェクト構想プログラムー「光の蘇生」プロジェクトを構想する】

2013年7月~2014年3月/東京文化発信プロジェクトROOM302

終了

世界的に活躍する美術家 宮島達男氏による『Counter Void』は、六本木・けやき坂に常設されている光の作品です。

 

2011年の3.11後、宮島氏は自ら『Counter Void』の灯を消しました。2年が過ぎ、作品を成り立たせる光の技術は進歩し、時代に応答した技術と社会性をもって再点灯が必要であると作家は考えています。本プログラムでは同作品の再点灯の検討を通じて、芸術作品の「所有」「継承」「蘇生」の社会的意義についてゲストとともに探り、考えていきます。

 

今日の芸術が直面する課題について実践的に考えてみたい方は、ぜひご参加ください。

講座からのお知らせ

2014/02/25
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プロジェクト構想プログラム第7回公開講座参加者を募集中です

基本情報

日時
2013年7月~2014年3月
会場
東京文化発信プロジェクトROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14 [3331 Arts Chiyoda 3F])
料金
無料
定員
各回先着50名(事前申込可)
主催
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]

公開講座

日程 タイトル・講師

第1回
7月11日(木)
19:00〜21:00

キックオフ:なぜ、芸術を蘇生するのか?

登壇者:宮島達男(美術家)、森司(東京アートポイント計画 ディレクター)

宮島氏と森司が、これまでの経緯や今後の計画について紹介し、来場者の皆さんとともに本プログラムの可能性について語り合います

第2回
8月8日(木)
19:00〜21:00

芸術の賞味期限―「修復」や「所有」から考える芸術の存在論

ゲスト:鷲田清一(せんだいメディアテーク館長/哲学者)、聞き手:宮島達男(美術家)

『Counter Void』現況を踏まえながら、芸術の成立条件について「修復」と「所有」などのキーワードを通して話し合います

第3回
8月19日(月)
19:00〜21:00

パブリックアートの行方―芸術と社会環境を考える

ゲスト:北川フラム(瀬戸内国際芸術祭総合ディレクター)、聞き手:宮島達男(美術家)

野外設置の芸術作品と社会の関係性を探り、現在消灯している『Counter Void』の蘇生プロジェクトの意義と課題を検討します

第4回
10月15日(火)
19:00〜21:00

国は何を残すのか?ー文化制度から、「修復」「保存」を考える

ゲスト:青柳正規(文化庁 長官)、聞き手:宮島達男(美術家)

今年、文化庁長官に就任した青柳正規氏を迎え、「修復」「保存」を巡る国の取り組みと今後の展開について話し合います。国は、どのような芸術を後世に残してゆくのか、現在消灯している『Counter Void』が修復対象となるには何が求められるのか、公益や公共性などのキーワードにも触れながら考えます。

第5回
11月26日(火)
19:00〜20:30

『Counter Void』蘇生のための研究チーム発足へ向けた公開ミーティング

話し手:宮島達男(美術家)× 森司(東京アートポイント計画ディレクター)

これまでゲストに迎えた鷲田清一氏、北川フラム氏、青柳正規氏と共に共有した芸術の修復にまつわる公共性や所有論についてもう一度振り返り、今後『Counter Void』を蘇生するプロジェクトを進めるにあたり必要となる「プロジェクト・プロポーザルの冊子作り」、「『Counter Void』の技術的側面からの分析」、「具体的なアクションに向けてのチーム作り」など、今後の展開について公開ミーティングを行います。

第6回
12月17日(火)
19:00〜21:00

研究機関での修復事例 「中原浩大 自己模倣」展から

ゲスト:高嶋雄一郎(岡山県立美術館学芸員)、聞き手:森司(東京アートポイント計画ディレクター)

『Counter Void』の蘇生をより具体的・実践的に展開してゆくため、今秋岡山県立美術館で開催された「中原浩大 自己模倣」展を先行事例として取り上げます。当日は企画者の高嶋雄一郎氏を迎え、実際に中原氏と協議した修復の目的や方法論、また作業の過程で浮かび上がった課題を共有します。

第7回
3月10日(月)
19:00〜21:00

最良の修復を考える

ゲスト:相澤邦彦(兵庫県立美術館保存・修復グループ学芸員)、聞き手:宮島達男(美術家)

素材や形式、場、社会的な文脈など、現代アートの成立条件が複数あるなかで、「修復」はそのどれもに関わりながら作品を最良の状態に戻すことを意味するといってもいいでしょう。2013年度の最終回では、相澤邦彦氏を迎え、世界のアート界で議論されている考え方や実践を踏まえながらアートを再び成立させるポイントについて話し合います。

 

 

タブロイドPDFデータ(3.2MB) (英語版)
※第2回・第3回公開講座の内容をダイジェスト収録しています

 

 

講座レポート

第7回公開講座:最良の修復を考える
第6回公開講座:研究機関での修復事例「中原浩大 自己模倣」展から
第5回公開講座:『Counter Void』蘇生のための研究チーム発足へ向けた公開ミーティング
第4回公開講座:国は何を残すのか?ー文化制度から、「修復」「保存」を考える
第3回公開講座:パブリックアートの行方―芸術と社会環境を考える
第2回公開講座:芸術の賞味期限 ―「修復」や「所有」から考える芸術の存在論

参加方法

※このプログラムはです。